茶道ことはじめ

    お菓子の種類

お菓子イメージ画像

大きく分けるとお菓子は二種類に分けることができます。
主に、濃茶と一緒に提供される主菓子(おもがし)と、薄茶と一緒に提供される干菓子(ひがし)です。 主菓子は代表的な上生菓子の他に、饅頭や羊羹、きんとんなどボリュームのあるお菓子が使われます。対する干菓子は落雁や金平糖などのお菓子です。茶席によっては薄茶で主菓子が提供される場合もありますし、主菓子や干菓子を組み合わせて出される場合もあります。お茶席では菓子器に人数分入って出されることが多いですが、一般の人も入れるお茶席では、懐紙に一人分づつ載せて運ばれてくることがほとんどなので、いただき方をそんなに気にしなくても大丈夫です。お茶が運ばれてくる前に頂いておきましょう。お菓子はお抹茶のカフェインが胃を刺激するので、それを和らげるために用意されているとか、お抹茶の苦味を和らげるためなどの意味合いがあるそうです。