TRPG用語・俗語集
普段聞きなれない用語が多数存在するTRPGですが、「とりあえず覚えておきたい用語・俗語」をまとめました。
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大体ABC順>50音順になってる筈です
用語 | 意味 |
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GM(ジーエム、ゲームマスター) | シナリオ作成からゲームの進行役に審判、NPCや敵の操作などを担う人。 作品によって呼び方が変わるが、基本やることは一緒 |
NPC(エヌピーシー、ノンプレイヤーキャラクター) | キャラクターの内、プレイヤー達が操作できないキャラクターのこと。 PCと比較して必要のないデータが削られていたり、そもそもデータ上の数値を持たない場合もある |
PC(ピーシー、プレイヤーキャラクター) | キャラクターの内、プレイヤーが操作するキャラクターのこと。 ルールブックのキャラ作成ルールに則って作られる |
ROC(アールオーシー、ロールオアチョイス) | 主にキャラクター制作において、対応する表の中から任意の要素を選ぶか、ダイスによってランダムに決定するかを
自由に決定してよいというルール。 性格や個性など、どれを選んでも大した有利不利が無い要素を決定する時によく用いられたりする。 表によっては(ダイスの振り方の関係上)通常絶対に出ない出目と要素(6面体ダイスで0や7など)が用意される事もある。その場合その部分にはマニア向けの効果が割り振られることが多い |
アーキタイプ | 名前や性別といった個人情報「以外」の大まかなデータが完成しているキャラクター。 オフラインセッション(特に体験会のような)においてPC作成の時間を短縮する用途で用いられる |
アドリブ | TRPGにおいては、GMがシナリオ内に本来用意していないデータ・設定を即興で用意し、ストーリー展開をその場で修正しつつ進行する技法を指す。 プレイヤー(達)の行動がGMの予定を大幅に外れた時に用いられることが多く、GMを担当する人に求められる要素の一つ |
エキストラ | 演劇におけるエキストラとほぼ同じだが、昨今は各種行為判定や戦闘に参加できないことが明文化されている場合もある。 その扱いは良くも悪くも「GMの匙加減」なので、あえて重要キャラをエキストラ扱いにするというマスタリング手法もある |
オープンダイス | GMがダイスロールを行う際、出目を隠さずに振ること。 出目が判るのでごまかされることがない反面、(GMにとって)不都合な出目であっても誤魔化せなくなる |
キャラクター知識 | キャラクターが持っている(または持っていない)知識の範囲。プレイヤー知識とは別物。 特にある特定の要素に対し、「プレイヤーとしては知っているが現在捜査しているキャラクターは知らない」という事がTRPGでは往々にしてあり、 その場合プレイヤーは知らないものとしてキャラを演じなければならない |
クローズドダイス | オープンダイスの対義語。GMが出目を隠してダイスロールすることを指す。 ダイスの出目から非公開情報を推測されることを防ぐ目的が基本だが、出目が見えない以上虚偽の申告もしてしまえるという副作用もある |
行為判定(こういはんてい) | 単に「判定」とも。キャラクターの行動宣言に対し、その成否をルールに則って判定する行為。 判定は基本的にダイスを使用し、規定された値以下を出せば成功となる「下方ロール」、規定値以上で成功となる「上方ロール」がある。 特定条件下でさらにダイスを振り足し、または振り引き出来る「無限ロール」も存在する |
ゴールデンルール | TRPGにおける大原則かつ不文律で、「GMの決定はすべてに優先する」というもの。 当然ながらGMが公正なゲーム進行・管理に努めていることが前提であり、GMの専横や怠惰からくるルール誤用を認めるものではない |
サプリメント | TRPGにおいてはシステムの補遺として、追加ルールや追加データを掲載した物を指す。 基本的にルールブックとのセットで用いるが、単独でプレイできる独立型エキスパンションパックもある |
シナリオ | 1回のセッション内での登場人物、舞台設定、ストーリーをまとめたもの。 大体のTRPGにはサンプルシナリオが付属する他、シナリオ集として複数のシナリオが収められた本を販売している事もある |
シナリオブレイク | セッションブレイクとも。必要もないのに意図的にシナリオの流れを破壊する行為。 根本的に大迷惑なのでやってはいけません |
セッション | TRPGの1回のプレイのこと。 プレイヤー次第で様々に変化する様相をジャズセッションに見立てたという一説もある |
ダイス運 | 個人個人でダイスを振った結果に差が出るというオカルト的説。 ベテランプレイヤーによるセッションではしばしばプレイヤーのダイス運を加味したシナリオになったり、本文中でネタにされたりする |
ダイスコード | ゲーム中に使用するダイスの個数と面数を表記する記号。「nDx」の様に表記される。 nがダイスの個数を、xがダイスの面数を示しているが、xは省略される場合もある。 また、D66やD100の様に、桁ごとにダイスを割り当てて振る場合もある |
フレーバーテキスト | 舞台の世界設定、登場人物のエピソードなど、「ゲームの雰囲気を盛り上げるが、ゲームに影響するような効果は一切ない」文章のこと |